ローマ・オペラ・チケット

Great Opera Arias

Great Opera Arias

実力派アンサンブル I Solisti dell'Opera Lirica di Romaが、イタリアを代表する作曲家たちの作品をお送りする特別コンサート「Great Opera Arias」。ローマの中心部に位置する由緒あるサンタ・キアラ宮殿の劇場で、弦楽四重奏、テノール、ソプラノがさまざまな時代の傑出したメロディーを演奏します。ジャコモ・プッチーニやジュゼッペ・ヴェルディといった巨匠のオペラのアリアが中心ですが、弦楽四重奏の才能が光る器楽演奏や、ナポリ民謡も演奏され、一味違ったコンサートをお楽しみいただけます。開演前には、17世紀に建てられた素晴らしい礼拝堂、大理石の彫像、絵画なども鑑賞していただけます。カクテルバーでドリンクを購入することで、スタイリッシュな楽しみ方も可能です。

コンサートの幕を開けるのは、ベネデット・マルチェッロのオーボエと弦楽器のための協奏曲ハ短調から「アダージョ」、アントニオ・ヴィヴァルディの有名な「四季」から「春」の2つの器楽曲。次は声楽曲で、エルネスト・デ・カーティスのナポリ民謡「帰れソレントへ Torna a Surriento」の独特なメロディーが演奏されます。続くルイジ・ボッケリーニの弦楽四重奏「メヌエット」で、時代はバロックに戻ります。さらに、ジャコモ・プッチーニの「ラ・ボエーム」から「私が町を歩けば Quando m'en vo」、ピエトロ・マスカーニの「カヴァレリア・ルスティカーナ」の間奏曲の後、プッチーニのテノールのアリア「トスカ」の「星はきらめき E lucevan le stelle」とジュゼッペ・ヴェルディの「リゴレット」の四重唱「美しい愛らしい娘よBella figlia dell'Amore」が美しく響きます。

スタニスラオ・ガスタルドンのイタリアン・ロマンス「禁じられた歌」、ジョアキーノ・ロッシーニの「ウィリアム・テル」の「ガロップ」で、さらに器楽演奏の素晴らしさを堪能いただけます。プログラムの最後を飾るのは、プッチーニの代表作2曲とヴィヴァルディの「四季」からの2曲。「ジャンニ・スキッキ」の「私のお父さん O mio babbino caro」、「冬」、「トゥーランドット」の「誰も寝てはならぬ Nessun dorma」、「夏」が次々に演奏されます。Opera Lirica di Romaの素晴らしい演奏とサンタ・キアラ宮殿の洗練された雰囲気で、コンサート「Great Opera Arias」は忘れがたいものになるでしょう。