三大テノール、ナポリ、アリア、バレエ
ローマの史蹟サン・パオロ・デントロ・レ・ムーラ教会では、クラシック音楽ファンに特別なコンサートをお送りします。 「三大テノール、ナポリタン・マンドリン、バレエ」は、イタリアの音楽伝統のうち3つの代表的なジャンルを組み合わせました。アリアとしては、ジュゼッペ・ヴェルディの「乾杯の歌 Libiamo ne’ lieti calici」(「椿姫」より)や「女は気まぐれ La donna è mobile」(「リゴレット」より)、ジャコモ・プッチーニの「星はきらめき E lucevan le stelle’」(「トスカ」より)、「誰も寝てはならぬ Nessun dorma」(「トゥーランドット」より)、ルッジェーロ・レオンカヴァッロの「マティナータ Mattinata」や「衣装をつけろ Vesti la giubba」などが演奏されます。また、コンサートの締めくくりには不滅のルチャーノ・パヴァロッティによって広く知られるようになった「フニクリ・フニクラ」や「オー・ソーレ・ミオ」など、愛され続けるナポリ民謡が披露されます。
才能のある3人のテノールが歌う多くの曲に対して、バレエダンサーが魅力的な振付で踊り、イベントにひと味違った趣を与えます。また、Neapolitan Mandolins Orchestraとクラシックのピアニストの伴奏で、本物の雰囲気を十分に味わっていただけます。オーケストラのユニークな音が、皆様を華やかなイタリア南部にいざないます。
サン・パオロ・デントロ・レ・ムーラ教会は、この特別なコンサートの会場にぴったり。この英国国教会は、永遠の都ローマの中心に19世紀から立っており、それ自体が建築的・文化的価値を持つ建物です。日中は、多くの観光客や礼拝者を魅了し、夜になると、魔法のようにクラシック音楽のホールに変わります。その高い屋根とアーチ形天井は、ボーカルと楽器のトーンを美しくユニークにとらえ響かせる、優れた音響効果を備えています。
こうしたことから、この教会は、コンサートを行うクラシックミュージシャンに、とても評価されています。この 「三大テノール、ナポリタン・マンドリン、バレエ」も例外ではありません。才能あふれるアーティストたちは、美しい教会の内部に素晴らしい音を響かせ、プログラムはイタリアの文化遺産を代表する音楽。メロディー、マンドリン、バレエの振付で、この特別な旅をお楽しみください。