ローマ・オペラ・チケット




    オペラ・コンサート

    オペラ・コンサート

    ロマン派の偉大な作曲家たちの代表的なアリアやデュエットを、Opera e Liricaがコージーな雰囲気の中で演奏します。ローマの中心にあるオラトリオ・デル・カラヴィータで行われる「オペラ・コンサート」には、テノールとソプラノが弦楽四重奏とグランドピアノを伴奏に登場します。ジュゼッペ・ヴェルディ、ジャコモ・プッチーニ、ジョアキーノ・ロッシーニ、ガエターノ・ドニゼッティ、ピョートル・イリイチ・チャイコフスキーの永遠のメロディーが、このシンプルな舞台で、また違った質感を持って演奏されます。そのため、音楽ファンにとっても、初心者にとっても、より印象的でエキサイティングな演奏をお楽しみください。

    コンサートは、ピエトロ・マスカーニのヴェリズモ・オペラの代表作「カヴァレリア・ルスティカーナ」の「間奏曲」で始まります。次はヴェルディの「椿姫」より、「花から花へ Sempre libera」と「燃える心を De' miei bollenti spiriti」で、歌手の登場です。そして再びオーケストラが主役となり、アミルカーレ・ポンキエッリの「時の踊り」をお楽しみください。その後はプッチーニで、「ラ・ボエーム」から2つのアリアとデュエットが続きます。これらの曲では、歌手たちの実力がソロでも合唱でも輝きます。第1部の最後は、ヴェルディの「椿姫」から「前奏曲」と「パリを離れて Parigi o cara」で締めくくられます。

    第2部では、再びオーケストラの演奏によるジュール・マスネの「タイス」から「瞑想曲」で幕を開けます。そして、ジャコモ・プッチーニのヴェリズモの傑作「トスカ」からの2曲が続きます。次のチャイコフスキーの「花のワルツ」では歌手たちが喉を休め、器楽奏者が再びスポットライトを浴びます。その後、ソプラノが「蝶々夫人」から蝶々さんの切ないアリア「ある晴れた日 Un bel di, vedremo」で再び登場。その後は、ヴェルディの「リゴレット」から「La donna è mobile」、ナポリのタランテラをもとにしたジョアキーノ・ロッシーニの踊りの曲「ラ・ダンツァ」で雰囲気が盛り上がり、「椿姫」のオープニングの有名な「乾杯の歌 Libiamo ne' lieti calici」でコンサートは幕を閉じます。

    ローマのオラトリオ・デル・カラヴィータで行われる「オペラ・コンサート」は、Opera e Lirica らしい力が発揮された公演です。ロマン派の名曲の数々を、エキサイティングでしかも親密な雰囲気の中でどうぞお楽しみください。